インドの結婚式事情

結婚式に多くのお金と時間を費やすインド

インドは南アジア最大の人口を有する国であり、10億人を超える国民の中には多数の民族や言語、宗教が存在しています。

割合的にはヒンドゥー教徒が最も多く、古くより「カースト制度」というヒンドゥー教の教えに従った厳しい身分制度が政治的に使用されてきました。

ヒンドゥー教に次いで多いのがイスラム教で、他にもキリスト教、シク教、仏教といったものが一定の割合で存在をしています。

いずれの宗教においても結婚は人生において非常に大きな行事として位置づけられており、世界的に見ても非常に大きな規模で式をするのが特徴です。

ある意味「世界で最も体力が必要な結婚式」と言ってもよいほどで、とにかく結婚に関わる行事が多く、それに伴う文化や風習もかなり奥深いものとなっています。

結婚をするとなると娘側の家庭が親類縁者などに対し大盤振る舞いをすることになり、インドの結婚式を表現する言葉として「娘3人持つと破産する」というものがあるほどです。

なぜそんなにお金がかかるのかというと、まずインドにおける結婚式は短くても1週間は続くということが挙げられます。

この1週間という日程も最低限にスケジュールを絞ってようやくそのくらいというほどのもので、のんびり行うと1ヶ月にも渡るということも珍しくないのです。

日本においては結婚に関わる行事は挙式と披露宴くらいですが、インドでは更にその前後にさまざまな行事を行います。

全ての行事について細かく説明をしていくと一冊の本になってしまうくらいなので、もし詳しく知りたいという人はインド文化について書かれたものを読んで見ましょう。

インド挙式の服装やメイク

インドにおける結婚式の特徴は、独特のメイクや衣装を使用するということです。
まずインドにおける女性の婚礼衣装は「赤」が基本です。
赤色の布地をベースに、全身にアクセサリーを山ほど身につけます。

赤の他にもピンクやゴールドなどを使用することもありますが、ここ近年では西洋文化の影響から白いウェディングドレスを着用することもあるようです。

もう一つ特徴的なのが「ヘナ」もしくは「メヘンディ」と言われるボディペイントです。
こちらは日本でも取り扱うサロンができているため知っている人も多いことと思いますが、ヘナという植物の葉を乾燥させ体に模様を描いていきます。

メヘンディには邪悪なものから身を守り、幸せを呼び込むという意味があることから、結婚式以外にもお祝いの席ではよく使用をされます。

挙式披露宴ではとにかく朝から晩まで踊りまくります。
親戚や友人を集めて街中をパレードして歩きまわったり、盛大なダンスパーティーを真夜中まで開催したりするのです。