カナダの結婚式事情

独自の多様性が見られるカナダの結婚事情

カナダは国内に非常に多くの移民が生活をする多民族国家です。
カナダ国内で結婚をするカップルのうち約4%は異民族カップルとなっており、これは年々増加する傾向にあります。

また国際結婚の割合も非常に高いのが特徴で、国籍の異なるパートナー同士がカナダで結婚をするというケースも世界的に非常に高い割合なのです。

ちなみにカナダ国籍を持つ人と外国籍の人とが結婚した割合で最も多いのは日本人という統計も出されています。

さらにカナダは世界的にも少数の同性婚が認められている国であり、2005年より世界で4番目に合法化がされました。

2011年までにカナダ内で結婚した同性カップルは約4万組とされており、外国籍を持った人が同性婚のためにカナダに移住するというようなことも珍しくありません。

同性異性に関わらず、事実婚で生活をして籍は入れないという選択をする人もかなりおり、「結婚」という制度一つにしてもかなりの多様性があるのが最大の特徴です。

一方できちんと伝統的な手順に沿って結婚式や披露宴を行うカップルもおり、結婚をするカップルのうち1/5はブライダルコーディネーターなどプロの業者に依頼をして挙式や披露宴を開催しています。

セレモニーを行うことが結婚の必須条件

日本の場合、挙式をするかしないかは当人たちの自由意志であり、管轄の役所に婚姻届を提出して受理をされればそれで結婚は成立します。

しかしカナダにおいてはセレモニーを行うことが結婚成立のための必須条件となっているため、結婚しようとするカップルは教会もしくは「結婚式執行官」という資格所有者に依頼をして、定められた儀式を行ってもらうのです。

ただしセレモニーはかなり質素なものを選択することができるので、開催費用がないため結婚ができないということはまず滅多に起こりません。

セレモニーは基本的にはキリスト教式のチャペルウェディングとして行われますが、多民族国家であるカナダにおいてはイスラム教やユダヤ教、ヒンズー教といった他の宗教の儀式によって執り行われることも多いです。

一般的なセレモニーの手順は、まず牧師もしくは結婚式執行官に依頼をして場所を用意し、そこで証人と花婿介添人・花嫁介添人を伴って所定の儀式をしていきます。

披露宴はカジュアルなホームパーティーが主流

結婚式のあとの披露宴は、日本のように堅苦しい式進行ではなく、カジュアルなホームパーティー式で開催されるのが一般的です。

招待する人数は10人~100人くらいまでとまちまちで、儀式というよりは親しい人を招いてのお祝いとして行われます。

ここ近年では海外ウェディングをする若いカップルも増えてきており、中でもカリブ海のリゾート地が人気となっています。