アメリカの結婚式事情

日本のチャペルウェディングのモデル

アメリカ式の結婚式は、日本おいて行われているチャペルウェディングの原型となるものです。
そのため、基本的な結婚式の流れはだいたい日本で行われているものと同じと思ってもよいでしょう。

チャペルで神父・牧師から祝福を受け、その後披露宴や二次会が行われるというところまで全く同じです。

挙式の手順として、父親とともにバージンロードを歩いて祭壇の前で新郎に引き渡し、指輪の交換をしたのちに新郎新婦は一緒にバージンロードを通って屋外に出ます。

ただし、日本ほど厳格な手順に沿って行われるわけではないというところに特徴があり、思い思いに自由な思想信条に従って挙式や披露宴をするという点が、アメリカらしいといえるでしょう。

アメリカはキリスト教国家となっていますが、キリスト教にもカトリックやプロテスタントなど複数の宗派がありますし、移民などキリスト教以外の信者も数多くいるため、あまり形式にはこだわっても意味がないのです。

挙式全体にかかる費用は日本とほとんど同じようで、平均金額は日本円にして約250万円程度がかかります。
日本においても平均的な挙式全体にかかる費用は200~300万円程度という計算がされているため、パーティー会場を手配したり料理を準備したりするとそのくらいはかかってしまうというのが今時の事情です。

日本と違うアメリカ独自の習慣

日本ではほとんど行われていないアメリカ独自の結婚にまつわる習慣として、「ブライダル・シャワー」や「バチェラー・パーティー」「リハーサル・ディナー」といったものがあります。

「ブライダル・シャワー(bridal shower)」とは、結婚を控えた女性を主役に友人や親類の女性がお祝いをするというイベントです。

基本的には女性のみで行うものとなっていますが、男性が参加をしても特に問題はありません。
このときプレゼントとして新婚生活に必要なものを送ることになっており、家具や食器、家電製品などをそれぞれ持ち寄ります。

この「ブライダル・シャワー」は100年以上前から行われてきた習慣であり、これから結婚をして新生活をする女性が貧しい生活を送らないようにと、周囲が手助けをする目的で開始されました。

もう一つアメリカらしいのが「バチェラー・パーティー(bachelor party)」です。
こちらは日本でも認知度が高くなってきていますが、簡単にいうと結婚を直前に控えた男性を主に男友達が囲って馬鹿騒ぎをするというものです。

独身最後の楽しみとしてストリッパーを呼んだり、下ネタ全開の悪ふざけをしたりといったこともしばしば行われます。

最近では「バチェロレッテ・パーティー」という、結婚を控えた女性が同性と羽目を外すということも行われるようになっています。